ヘディングはHeadingじゃない?サッカー界の和製英語①
更新日:10月12日
サッカーの本場イギリスでは、SoccerではなくFootballという単語が用いられることが一般的です。
もしイギリスでSoccerなどと言おうものなら、イギリス人は黙っていませんよ。
同じように、日本で使われているサッカー用語が実は英語では異なる呼び方をされていることは多くあります。
今回はそんな意外と知らない”Football English”についてご紹介します!
|ロスタイム / アディショナルタイム
前後半の最後に数分ずつ取られる追加タイムのことを日本語では「ロスタイム」や「アディショナルタイム」と呼びます。
しかし、実は英語ではLoss TimeでもAdditional Timeでもないんです!
英語では一般的にAdded TimeやStoppage Timeと呼ばれています。
直訳すると、「追加された時間」、「停止時間」となるでしょうか。
Loss TimeやAdditional Timeも文法的に間違っているとは必ずしも言えませんが、あまり使われることはないようです。
※日本語訳
エデルソンがアディショナルタイムにクリーンシートを確かにする連続セーブ!
※日本語訳
アディショナルタイムに負けた。
|ヘディング
「ヘディング」はHeadingではなくHeaderと言います。
Headingは「見出し」という意味になってしまうので注意してくださいね。
また、「ヘディングをする」と言いたい場合にはHeadという動詞を用い、He headed the ballというように言うことができます。
※日本語訳
アーリング・ハーランドが2点目を決めた!
ロドリがファーポストに浮き球を入れ、ハーランドがゴール前に飛び込んだヘディングが入った。
|スパイク
サッカーをするときに履く底がとがったあの靴も、実はSpikeとはあまり言いません。
主に使われているのはBootsという単語です。
日本語でブーツというと冬に履くあったかい靴なので少し違和感がありますよね。
※日本語訳
セバスティアン・ハラーが明日のドルトムントでのデビュー戦の前に彼の特別なスパイクをシェアした。
|ハンド
ボールを手で触れるファールである「ハンド」はHandballと言われます。
Handだけではただの手になってしまうので通じません。
ちなみにややこしいですが別競技のハンドボールもHandballです。
※日本語訳
リードだ!ペナルティーエリア内でのハンドの後クヴァラツヘリアがペナルティースポットから決めた!!!
|サイドバック
「サイドバック」もSide-Backではありません。
正しくはFull-backと言います。
また、右サイドバックはRight-Back、左サイドバックはLeft-Backです。
※日本語訳
私たちのブラジルのサイドバックのストライカーのようなフィニッシュ。
※日本語訳
右サイドバックの役割を再定義する。
例文に出てきた他の重要表現
Back-to-back 連続の
Clean sheet 無失点
Lofted ball 浮き球
Back post ファーポスト
In front リードした
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