Textbookってどういう意味?実況でよく聞くおしゃれな英語表現②
更新日:4 日前
サッカーの中継映像やハイライト動画には日本語の実況・解説がついていることもありますが、ときには英語でしか観られないこともあります。
そんなとき、英語実況が何と言っているのかがわかったらサッカー観戦をより楽しめますよね。
今回は、そんな実況でよく出てくるおしゃれな英語表現を、実際の映像と共にご紹介していきます!
|Textbook
Textbookはもちろん「教科書」という意味ですが、形容詞として使われると「お手本のような」、「教科書通りの」といった意味になります。
文字通り教科書に載っているかのような完璧な様子を表すのに適した表現です。
Textbook counterattack, Textbook save, Textbook freekickのように、様々な名詞とセットで使えるのでとても便利です。
|Wake-up call
Wake-up callは直訳すると「目を覚ます電話」、つまり「モーニングコール」という意味がありますが、比喩的に「現状を変えなければいけないと思うきっかけ」という意味としても用いられます。
何か問題や危険がある際に、「このままではいけない」と目覚めさせるようなイメージです。
動画においては、立ち上がりにブライトン(=守備側)に対してビジャレアル(=攻撃側)が際どいチャンスを作ったことが、ブライトンにとって警鐘となった、といった文脈からこのWake-up callという表現が使われています。
|Woodwork
Woodworkは通常は「木造部分」や「木造細工」といった意味を表す単語ですが、サッカーにおいては「ゴールの枠」という意味になります。
これは昔はゴールの枠に木が材料として用いられていたことに由来しており、木製でなくなった現在においても広く使われいる表現です。
もちろんGoal postやCrossbarといった単語を使うこともできますが、あえてWoodworkと言ってみるとイギリス現地のサッカーファンのように聞こえますよ。
|Sidenet
サッカーのゴールのサイドネットのことは英語でもSide netと呼びます。
そこから派生して、「サイドネットにかかる」というように、動詞として言うときもSidenetという単語が用いられるようになりました。
ちなみにSidenetという動詞はオックスフォード英語辞典にも載っていないので、サッカー界で生まれた完全なる造語です。
|Deny
Denyは通常は「~を拒否する」といった意味ですが、サッカーのピッチ上では「(シュートを)止める」という意味になります。
「得点が入るのを拒否する」とイメージすると覚えやすいでしょう。
もちろん、シュートを止めるという際にはStopや