肉離れは英語で何と言う?怪我に関する英語表現②
更新日:2024年12月10日

サッカーでよく起こる怪我に関する英語表現第2弾です。
第1弾よりも難易度が上がっていきますが、どれもよくある表現なのでしっかり押さえていきましょう!
|肉離れ
「肉離れ」を表すのに代表的な単語はPullです。
動詞としても名詞としても使え、例えばハムストリングの肉離れを起こしてしまった場合には、I pulled my hamstringやI suffered a hamstring pullと言います。
Pullと同じような表現としてはStrainもあります。Strainも動詞、名詞どちらでも使用可能です。
また、重度の肉離れで筋肉が断裂してしまっている場合にはTearという単語も用います。
Tearと聞くと「涙」という意味を思い浮かべるかと思いますが、実は「~を引き裂く」という意味も持っています。
それに応じて発音も変化し、涙を表すときは/tíə/(カタカナで言うとティア)なのに対し、肉離れを表すときは/téə/(カタカナで言うとテア)になります。
こちらも動詞または名詞として用いることができ、I tore my hamstringやI suffered a hamstring tearなどと言います。
【日本語訳】
ファン・デ・フェンはハムストリングの肉離れを起こし2~3か月離脱する。年明け頃に復帰予定だ。幸運なことに手術は必要としない。
素早い回復を祈っているよ、ミッキー。
※surgery 手術
|脱臼
「脱臼」は英語でDislocationと言います。
Dislocateと動詞にして使うと「~を脱臼させる」という意味になります。
例えば「肩を脱臼した」と言いたい場合には、I dislocated my shoulder、My shoulder is dislocated、I suffered a dislocation of my shoulderといった表現ができます。
【日本語訳】
ジュード・ベリンガムは左肩の脱臼を負った。
|靭帯断裂
「靭帯断裂」は英語でLigament tearやTorn ligamentと言います。
Ligamentが「靭帯」で、Tearは前述の「肉離れ」のときに出てきましたね。
「靭帯を断裂した」と言う場合にはI tore my ligamentやI suffered a torn ligamentとなります。
ちなみに、サッカー選手がよく負傷する膝の前十字靭帯はAnterior cruciate ligament、略してACLと呼ばれます。
【日本語訳】
バルセロナにとって悪いニュースだ。
ミッドフィールダーのガビはUEFAユーロ2024予選のジョージア戦で右膝前十字靭帯を断裂した。
※qualifier 予選
|脳震盪
「脳震盪」は英語でConcussionと言います。
{~を激しく揺する」という意味の単語であるConcussの名詞形です。
しかし、「脳震盪を起こした」と言う場合にはConcussという動詞はあまり用いません。
通常はHaveやGet、Sufferなどの動詞と組み合わせて、I had a concussionのように表現します。
【日本語訳】
エデルソンはもっと早く交代させられるべきだったのか、そしてサッカーにおいて一時的な脳震盪による交代は導入されるべきなのだろうか?
※be taken off 交代させられる、substitute 交代
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