W杯の番狂わせを英語でどう表現する?“Upset”だけじゃない
- Beckei
- 2 日前
- 読了時間: 3分
W杯で一番盛り上がる瞬間のひとつが、 強豪国が敗れる 「番狂わせ」 です。
英語では定番の upset がよく使われますが、 海外記事や実況をちゃんと聞くと、番狂わせの言い方はかなり豊富です。
今回は、「どの場面でどの表現が自然か」まで踏み込んで整理します。

まず結論:番狂わせ表現は「誰の視点か」で決まる
番狂わせ英語は大きく分けて3視点あります。
結果の衝撃(え、負けたの?)
勝者の称賛(よくやった!)
物語性(不利を跳ね返した)
ここを押さえると、upset以外も迷わなくなります。
① “Upset” の正しい使い方(万能だけど雑にもなりやすい)
Upset (n.) / upset (v.)
→ 番狂わせ(名詞)/番狂わせを起こす(動詞)
例文(名詞)
It was a major upset. (大番狂わせでした)
例文(動詞)
Japan upset a tournament favorite. (日本が優勝候補を倒しました)
“big / major / massive” のニュアンス
a minor upset:ちょい意外(実力差は小さい)
a big/major upset:かなり意外(格上を倒した)
a massive upset:歴史級(誰も予想しない)
➡ 「番狂わせの強さ」を形容詞で調整するのが英語です。
② 見出しっぽくしたいなら:Shock / Stunning を使う
Shock result
→ 衝撃の結果(結果の驚き)
A shock result in Group E. (グループEで衝撃の結果)
Stunning victory
→ 驚くべき勝利(勝者の称賛)
A stunning victory for the underdogs. (弱者側の驚くべき勝利)
使い分けのコツ
shock result:負けた側(強豪)に注目
stunning victory:勝った側(弱者)に注目
③ “Underdog” を使えると一気に海外記事っぽくなる
Underdog
→ 下馬評が低いチーム(弱者)
The underdogs pulled off a famous win. (弱者が歴史的勝利をやってのけた)
pull off (a win/an upset)
→ (難しいことを)やってのける
They pulled off a huge upset. (大番狂わせを起こしました)
この pull off は海外記事・実況で頻出です。
④ “Giant-killing” はサッカー文脈で最強ワード
giant-killing
→ 強豪食い(ジャイキリ)
Another giant-killing at the World Cup. (W杯でまた強豪食い)
見出しでめちゃくちゃ使われます。 「番狂わせ」の中でも 強豪撃破に特化した言い方です。
⑤ “Against all odds” は「ドラマ」を表す表現
against all odds
→ 予想を覆して/不利を跳ね返して
They won against all odds. (不利を跳ね返して勝った)
これが使われるのは、
例えば:
怪我人が多い
格上相手
終盤まで負けていた みたいな、ストーリーがある番狂わせ。
⑥ もっと自然に言うなら「番狂わせ」を動詞で表現する
英語記事は “upset” だけじゃなく、動詞で番狂わせ感を出します。
stun
→ 震撼させる/驚かせる(強い)
Japan stunned Spain. (日本がスペインを驚かせた)
edge (out)
→ 競り勝つ(僅差で勝つ)
They edged their opponents 1–0. (1-0で競り勝った)
dump out / knock out / send home
→ 追い出す(敗退させる)
They knocked out the defending champions. (前回王者を敗退させた)
このあたりを入れると「英語記事の読み方」も強くなります。
⑦ スコアで番狂わせ度を表す言い方(地味に重要)
番狂わせはスコアでも語られます。
rout(大勝)
thrashing(ボコボコ)
humiliation(屈辱)
A shock result turned into a rout. (衝撃の結果が大勝にまでなった)
⑧ そのまま使える「W杯番狂わせ」実況フレーズ
Nobody saw this coming. (誰も予想してなかった)
This changes everything. (これで全てが変わった)
What a story! (なんて物語だ!)
That’s the beauty of the World Cup. (それがW杯の魅力だ)
短くて感情が強い。ここが実況英語の核です。
まとめ:upset卒業で、英語観戦が一段楽しくなる
upset は万能
「視点(衝撃/称賛/物語)」で表現を変えると自然
pull off / stun / knock out / underdog / giant-killing が使えると一気に海外っぽい
次に海外記事を読むときは、 「upset以外の言い回し」に注目してみてください。理解度が上がります。




















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